新高円寺からメトロを乗り換えて渋谷へ。 アップリンクにて。 帰りは山の手線から総武線乗り換えで高円寺。
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胸が熱くなるのを抑えられずにいた。 それは、自分が日本人として当時の彼らと同じ境遇に置かれていたらという想像も手伝ったのだろうが、まぎれもない日系二世達が帰属意識を示す国がアメリカだという事実を突き付けられるに至って複雑な心苦しさに変化する。 国家という戦争を生み出す概念の馬鹿馬鹿しさ。 郷土や家族の文化に対する愛が対外的に放出されるときの危うさと葛藤。 この映画では、そういうところにまで焦点を当てれずにいたかも知れないが、見る側にとっては十分に直面させられる題材に間違いはない。 それに、勇敢な442部隊の被写体達にも、そういう疑問に体を張って全力で答えてくれそうな魅力が溢れている。 現実の戦争には嫌悪を抱く癖に、戦争映画には心躍らせる男子の圧倒的な矛盾。
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