二時間ものの映画を続けて観てしまう。『チェチェンへ アレクサンドラの旅』もそうなのだが、何故こんなにも監督の名をタイトルに持ってきたがるのだろう。
『コッポラの』は『ホウ・シャオシェンの』後で観ると、さすがにショットに力が足りず安っぽくチャチな感じもしたが、画面が横や逆さになるシーンやマルタ島の波、たまに見せる幾何学的で無重力な構図は素晴らしかった。
それにコッポラの使う女優は、皆がみんな童顔ぎみの綺麗な人ばかりで最後まで楽しい。
『ゴッドファーザー』や『地獄の黙示録』で断然贔屓にしてしまう監督として、所々のうまさや話の落とし方に騙されてもいいと思った。
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